最近、自分の資産推移を見ていて、以前とは資産の増え方が変わってきたと感じています。
資産形成を始めた頃は、資産を増やす方法はとても単純でした。
働いて、余ったお金を入金する。
これがかなり重要でした。
今でも給料から追加投資することはありますが、できるときに数万円程度です。(ただ単に、給料が生活費と奨学金の返済に消えているだけです。)
ところが、資産額はそれ以上のペースで増減しています。
どうやら最近は、私よりお金の方がよく働いているようです。
3年半で資産は約80%増えた
私はGoogle Apps Scriptを使って、毎日深夜に資産額を自動で記録しています。
すべての資産を完全に反映しているわけではなく、途中の入出金もあるため、これをそのまま運用利回りとして見ることはできません。
ただ、自分の資産が実際にどう動いてきたのかを見るには便利です。
2023年5月から2026年10月までを見ると、記録上の資産額は約80%増加していました。
もちろん、この80%すべてが運用益ではありません。
それでも、現在の追加投資額を考えると、最近の資産増加の大部分を説明しているのは入金ではなく、保有している資産そのものの値動きです。
年間20%動けば、数万円の入金は霞んでしまう
記録上の資産額を年ごとに見ると、
- 2024年:約22%増
- 2025年:約22%増
- 2026年:10月初めまでで約12%増
となっています。
これだけ資産そのものが動くと、給料から数万円追加したところで、総資産に与える影響はかなり小さくなります。
一生懸命節約して数万円入金している横で、相場はそれ以上の金額を平気で動かしていきます。
こちらの努力をもう少し尊重してほしいものです。
資産が小さかった頃は、入金額がそのまま資産増加につながっていました。
今は入金しても、それ以上に相場が動く。
資産形成の主役が少しずつ変わってきたように感じます。
もちろん、減るときも勝手に減る
「それなら資産が大きくなれば楽勝じゃないか」と言いたいところですが、残念ながらそうでもありません。
2025年には、わずか2か月ほどで資産額が約14%減った時期もありました。2026年も、9月につけた高値から10月初めまでの約1か月で約3%減少しています。つまり資産が大きくなると、
「入金しなくても勝手に増える」
というより、
「自分の入金とは関係なく勝手に暴れる」
の方が近い気がします。
増えるときも勝手ですが、減るときはもっと勝手です。
入金の意味がなくなったわけではない
もちろん、追加投資が無意味になったわけではありません。
数万円でも投資すれば、その分だけ保有資産は増えます。
ただ、資産全体に占める「自分が新しく入れたお金」の影響は、以前よりかなり小さくなりました。
資産100万円のときに10万円を追加すれば、それだけで10%です。
資産が大きくなれば、同じ10万円を追加しても影響はどんどん小さくなります。
その一方で、相場が数%動けば、入金額を簡単に上回る変化が起きます。
この関係が逆転してきたことが、最近の資産推移を見るとよく分かります。
自分が働く段階から、資産も働く段階へ
資産形成を始めた頃は、
自分が働いて、資産を増やす。
今は、
自分が働いている横で、資産も働いている。
そんな状態になってきました。
しかも、調子がいい日は私より稼ぎます。
調子が悪い日は、私が働いて稼ぐスピードでは到底追いつかない勢いで減らしてくれます。
なかなか自由な同僚です。
だからといって入金をやめるつもりはありませんが、以前ほど「もっと入金しなければ」と考える必要もないのかもしれません。
毎月いくら追加できたかよりも、これまで作ってきた資産を市場に置き続けることの影響の方が大きくなってきた。
毎日の資産記録を振り返ってみると、資産形成のフェーズが少し変わってきたように感じます。
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